イェ ジマーニ!(現地語のダガレ語で、みなさんこんばんは) ひとみんです。
昨日同僚のハリソンと一緒に自転車を買いに行きました。
マーケットに行ったり遊びに行くときに徒歩だと限界もあるし、バイク貸与まで数ヵ月間あるので、思いきって買っちゃいました。
昨日同僚のハリソンと一緒に自転車を買いに行きました。
マーケットに行ったり遊びに行くときに徒歩だと限界もあるし、バイク貸与まで数ヵ月間あるので、思いきって買っちゃいました。
超オンボロ自転車がどこまで変わるのか
昨日ジラパの自転車ショップに行ってきたけれど、あったのはすべて、中古の超オンボロ自転車。
自転車ってゆうか.....ゴミでした(笑)
壊れた自転車をさらに壊した状態。ボロボロのさらに向こう側に、逝っていました。サドルはすでに人を乗せることを忘れ、爆発していました。
劇的ビフォーアフターの匠も、今回ばかりはお手上げしてもおかしくない状態。
しかし
マッチョな匠たちは微塵の迷いも見せず、そこに佇む。
「俺たちに任せてみろ」そう言われた気がしました。
匠によると、一日で悪い部品を全部取り替えて、綺麗に直せると。
気になるお値段は250セディ(7500円)。
た、高い!
ハリソンは 「このゴミが250セディ!?」と激しいショックにより言葉を失ってしまいました。
しばらくして、「車で1時間半のところにある大きな町で買った方がいいよ!」「そっちのほうが種類も豊富だし安いし、絶対いい!」と強く勧めてきました。
しばらくして、「車で1時間半のところにある大きな町で買った方がいいよ!」「そっちのほうが種類も豊富だし安いし、絶対いい!」と強く勧めてきました。
そうだ、匠たちに託してみよう
私はなるべく任地で買いたいという思いがありました。
「ジラパで買いたい。お金を遣うならここがいい!ちょっと高くてもジラパの人たちへの投資だと思えば、大丈夫!」的なことを熱弁。
そう伝えたら、ハリソンが「ひとみがそういうなら」と、匠たちに全力を尽くして直してもらうよう頼んでくれました。マッチョの匠たちが深くうなづきます。
ハリソンと私が選んだのは真っ赤な自転車。
可愛いうえに、遠くからでも目立つから盗難防止になります。
可愛いうえに、遠くからでも目立つから盗難防止になります。
そして、何気なく自転車の後ろを見たら....
ん?
........亀、岡、高?
なんとー
日本の中古自転車!
こんなことってある?!
調べてみたら京都の高校。びっくり!
こんなガーナの超田舎で日本の自転車に出逢えるとは。きっと自転車もびっくりしただろうな。こんな奇跡に数奇な運命を感じてしまいました。
なんということでしょう
そして今日の朝、出来上がった自転車を見に行ったら…劇的ビフォーアフターとなってました!ペダルもカゴも、ハンドルもサドルも荷台もタイヤも、全部フルモデルチェンジ!笑
(仲良しのワンコと私の自転車♪)
「マッチョーーー!!!」と誉めちぎってきました。(ガーナの男性はこれを言われると喜びます)
これにはハリソンもびっくり。マッチョの匠たちも誇らしげ♪
ありがとう、匠!
するとハリソンが急にハッとして私に質問。「オイ、ひとみ。自転車乗れるんか?」
乗れるわい!
「心配だ!」「久しぶりならなおさらだ!」「乗って見せてみろ!」とかやいのやいの言うので、ハリソンと7人のマッチョたちに熱い視線を浴びながら、数年ぶりに自転車にライド!
「おおおおぉぉぉ~~!」からの拍手喝采。
こんな緊張感漂うライドは、初めて補助輪を外したとき以来です。
無事パーフェクトライドを見せつけた私は、さっそくジラパの町を颯爽と走り抜けました!あー、気持ちいいー!
ジラパで生まれ育った兄ちゃんたち。英語は話せないけれど、腕はたしかで心優しいマッチョマン。この自転車は帰国するまで大切に使いたいと思います。
ちょっと余談だけど、ガーナの第二次産業、第三次産業が発展しないのは、自国生産のものに付加価値がつかないから。
「外国産のほうが良いもの」ってみんな心の隅っこで思ってる。現にそうかもしれないし、まだまだ発展途上なのは否めないけれど。
でも、これから少しずつ付加価値がついて、自分の町・自分の国のものをもっと好きになって、自分のやってる仕事をもっと誇れるようになったら、ガーナの産業構造も良い方向になってくと思うなぁと、そんなことを思う昼下がりでした。
今日のお昼ごはんは、ジョロフライス(ガーナ版 炊き込みご飯)
6セディ(180円)なのに超ボリューミー。美味しかった!
6セディ(180円)なのに超ボリューミー。美味しかった!
ガーナにいながら日本が近く感じた、そんな1日でした♪
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