ガーナでは、日本では考えられないようなお肉を食べます。5位から順番に発表したいと思います。
第5位:ヤギ 難易度★☆☆☆☆
もうすでに食べました!(生まれてはじめてヤギを食べてみた)
皮が毛でボーボーなのは少ししんどいけど美味しかったので、もう何の抵抗もありません。クリスマスにもヤギを食べるそうなので、いまから待ち遠しい!
ちなみにこっちのヤギは、「メェー」ってヤギらしく可愛げに鳴かないです。「バー!」とか「ワー!」です。時々、人間の雄たけびと勘違いします。
第4位:グラスカッター 難易度★★☆☆☆
グラスカッターというのはなんと…ねずみ!体長60㎝というねずみらしからぬ巨体で、その名の通り、草を食い荒らしてしまうの害獣。
お肉は脂肪が少なくて豚肉みたいなあっさりした感じらしい。
なぜか、牛よりも豚よりも高い!(ねずみなのに)なので、裕福な人しか食べれない!(ねずみなのに)
私の任地であるガーナ北部は、特に食糧供給が不安定。動物タンパク源が不足していて、子どもの発育が南部に比べて圧倒的に悪い。とはいえ、気候が厳しいのでウシやブタなどの飼育できない…
そこでJICAが注目したのが、グラスカッター!
草の根技術協力事業として、ブッシュミート(野生動物の肉)であるグラスカッターに注目し、飼育を支援しようというプロジェクトが行われています。
任地からバスで1時間半の州都に、その飼育施設があるようなので機会を作って行ってみたいと思います!
任地からバスで1時間半の州都に、その飼育施設があるようなので機会を作って行ってみたいと思います!
第3位:アルマジロ 難易度★★★☆☆
え、アルマジロ?!はい、アルマジロです。動物園でコロコロしてるあの子です。
穴を掘りまくる雑食性の害獣でもあるアルマジロ。拳銃で撃ったら銃弾が跳ね返って負傷したっていう事件があったくらい、アルマジロの皮はとんでもなく頑丈らしい。
中南米では地域によっては今なお食べられていて、鶏肉のような味がして美味しいんだって。ペリペリと硬い外皮を剥いていくと、白いお肉が見えてくるらしい。いやー!
最近数が激減しており絶滅危惧種となってしまった種類は食べることをが禁止され、手に入りづらくなった国も多いそうな。ガーナでは一部の都市部で食べれます。
第2位:猫 難易度★★★★☆
巷では、空前の猫ブーム旋風が巻き起こった日本ですが、ガーナの北部つまり私の任地では、猫を食べます。(ペットとして飼ってる方、ごめんなさい)
イエネコを食肉に加工し食べるこの文化を猫食文化(びょうしょくぶんか)と呼び、中国や南米をはじめ世界各地に存在するようです。
ただ、猫=ペットとする風潮が大きく、タブー視されるためあまり公にはしないとか。(Wikipedia:猫食文化)
グラスカッターのところでも挙げたように、食糧供給が不安定で、動物タンパク源が不足しているガーナ北部。だからって...猫かぁ。
ガーナの猫って基本ガリガリだけど、どこを食べるんだろう。猫は一部のチョップバー(大衆食堂)で食べることができます。
第1位:犬 難易度★★★★★
何度も同じことを言ってすみません。食糧供給が不安定で、動物タンパク源が不足しているガーナ北部、つまり私の任地では、犬も食べます!(ペットとして飼ってる方、ごめんなさい)
犬食文化もタブー視されているけれど、世界的に食べている国が猫より多い!しかも、なんと日本も少し前まで食べてたみたいです。(Wikipedia:犬食文化)
任地では、道端で焼かれる犬の丸焼きや、美味しそうにしゃぶる人たちを見ることが出来ます。最近やっとその光景に慣れてきました。
なのに、町を歩けば、癒しを与えてくれるペットとしても、家を守る番犬としても大活躍。三役買っています!
私のパソコンと携帯のスクリーンセーバーは、実家の愛犬になっていますが、同僚たちがそれを見ると「これが日本の犬か―!食べるの?」と聞いてきます。ちーん。
まとめ
ランキング形式でガーナのびっくり食文化について紹介しましたが、なぜだか改めて、自分の任地の僻地っぷりを感じる機会になりました(笑)
「ここでしかできない経験は全部していきたい!」と思っているので、(猫も犬も大好きですが)全部チャレンジしてみるつもりです...!
また今後もヤギのように、食レポしていきます♪
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