20人の子供たちがいる孤児院にミルク粉を寄付

イェ ミィナー!(現地語でみなさんこんにちは!)今日はミルク粉を寄付するため、孤児院に行ってきました、ひとみんです。

ミルク粉がある理由

私のガーナの知人が寄付してくれ、首都から600kmも離れた任地まで郵送してくれました!なんと親切な....!
その名も「Nido」です!

総数260袋!
一つ50ペソワ(15円)で売られています。

ミルク粉ってどんなもの?

ガーナのミルク粉は初めてだったので、ペロッと舐めてみることに。

すると…なんとミルキーの味!
美味しい!子どもが大好きな味!ママの目を盗んでコソッと舐めちゃうやつだ!

昔、妹はクリープを舐めていたし、 私はコーヒーのフレッシュを飲んでたなぁ笑

牛乳が手に入らない私の任地。ミルク粉やコンデンスミルクが牛乳の代用品として使われています。

いただいたものは、特に栄養強化(fortified)されており、カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、鉄、亜鉛、タンパク質、ミネラルなど子どもの健康増進・疾病予防に必要な栄養素が10種類。

作っているのは私たちにも馴染みのあるネスレ。このようなビジネスはBOPビジネスと呼ばれています。

BOPビジネスとは?

BOP(Based Of the Pyramid)ビジネスとは、年間3,000ドル未満で暮らしている貧困層(Based Of the Pyramid)を対象にしたビジネス。

この貧困層は世界人口の70(40億人)を占めていて、この巨大市場をターゲットにすることで企業は儲かり、かつ、貧困層の人々の生活が改善されるというWin-Winのビジネス体系

持続可能な国際協力のひとつのカタチであり、JICAも色々な企業と連携しています。ガーナにおけるJICA×味の素のBOPビジネスの事例紹介

任地の孤児院に行ってみた

任地にある孤児院には、赤ちゃんから学校に通う子供たちまで20人も子どもたちがいました!
(室内にいたのは乳幼児たちと♪)

運営は全て寄付で賄われていて、隣にある教会への募金が主な資金源だそう。

親がAIDSなどの病気で死んでしまった子、低体重児や障害、貧しさを理由に育児放棄されてしまった子などなど…色々なバックグラウンドを持った子たちでした。

親がAIDSに感染しなかったら、産科医療が整っていたら、障害を保障する制度があったら、安定した収入源があったら...親とずっと一緒に暮らせたのかな。

みんな愛に飢えていて、ひたむきに甘えてくる姿が切なくもいとおしくもあり…これから取り組んでいく母子保健の大切さを改めて考えさせられました。

子どもたちによじ登られ、髪の毛と服とカメラが鼻水とヨダレでくちゃくちゃに。す、す、すごい…!可愛いなぁ。

これから毎月顔出しに行って、みんなの成長を感じていけたらいいな。来月は、髪の毛を結んでいこう!笑
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