2016年12月21日 ガーナ ~文化~

日本とは真逆？ガーナ美人の条件～前歯の隙間～

こんばんは！ひとみんです。

今日は、私たち日本人が理解できないガーナ美人の条件をお伝えしたいと思います。

ガーナ美人の条件とは？

とある昼下がり。
ガーナのファッション雑誌ならぬものを見ながら盛り上がる職場。（仕事しようよ！）

同僚A「うわ～！この人美人！」

ひとみ「確かに！セクシーだね！」

同僚B「たまらん～！！！」

ひとみ「でも...すきっ歯だよ？」

同僚A「オイオイ、ひとみ～！」

同僚B「すきっ歯は、美人の証拠じゃないか！」　

(ﾟДﾟ )(ﾟДﾟ )(ﾟДﾟ )

ひとみ「えぇーーーーーーーー！？！？！？！」

衝撃的すぎて、開いた口がふさがりませんでした。

すきっ歯がセクシー！？

西アフリカ・サハラ砂漠以南のガーナやセネガル、ナイジェリアなどのアフリカの人々にとって、

すきっ歯＝美人の証なのだそう。

（ちょっとマヌケ....）

同僚いわく、歯と歯の間から垣間見える舌がセクシーなんだって！笑

なかには、わざわざ歯医者さんやキットですきっ歯を造る人もいるとかいないとか。

あの…おフランスでも！？

実は…あの洗練されているヨーロッパの国のひとつ、おフランスでもこの不可解な方程式がなりたってるそう！

フランスでは、すきっ歯がDent du bonheure(幸運の歯)と呼ばれ、福を招く、強運に恵まれるなど、羨ましい存在としてみられている。

あの隙間から幸運が舞い込んでくるっていう位置づけなんだって。えぇー！？あの隙間から？！

しかも、イギリスでも、強運で個性的、セクシーだと言われているし、オーストラリアでも富の表れだと言われているそうな。

ガーナは長い間イギリスの植民地だったから、イギリス文化の名残が残っているのかも。

日本では「すきっ歯はどちらかというとかっこ悪いって思われてるんだよー！」って言ったら、「えーーーーーーーー！？！？？！？」と逆に驚かれました。笑

これって、日本の八重歯に対する価値観と似てる！

「笑った時の八重歯がチャーミング！」って思ったり、「八重歯＝幼さ、純粋さ」って思うのは、日本独自の価値観。

ある国では、「歯並びの悪さ＝貧乏の証」だと思われているし、特に八重歯は、「縁起が悪い」って言われてる。

ガーナ協力隊あるある

これ書いていて、心の底から腑に落ちたことがあります。

ガーナの協力隊あるあるのひとつ。それは―――。ガーナ人のすきっ歯人口が多すぎること。

３～4人に１人はすきっ歯だろう、と言えるくらい高確率なのです！しかも、前歯抜歯した？って聞きたくなるくらい、「パッカーーーン！」て割れてる人もいる。

これほど多い理由は定かじゃないし、骨格の問題なのか、生活習慣によるものなのか、実際のところよくわからないのは変わらないけど、今回わかったこと。

ああ、それ
チャームポイントなんだね！

（私のカウンターパートもパッカーン！）

（私のホストマザーもパッカーーーン！）

これって日本でいう、抜け感ってやつなのかな？

ところ変われば、価値観も変わる…自分の欠点だと思ってることも見方を変えたり、場所を変えれば、自分のチャームポイントになるのかな。

異文化って面白い♪