2週間の任地ホームステイ

はじめて任地に行ってみた


私はいま任地であるアッパーウエスト州のジラパでホームステイの真っ最中です。

アッパーウエスト州は、首都から北西に約700kmのところにある州。ガーナにある10州のなかの貧困3州のひとつと言われ、最も人口の少ない州です。

多くの同期は、首都から任地までその日のうちに移動できますが、
私の任地は....移動だけで二泊三日!

同じ国ですか?

二泊三日あったら、韓国行って、サムギョプサル食べて、お買い物に練り歩いて、ご褒美エステを楽しんでもおつりが返ってくる日程です。

予約できず、当日の朝4時から販売されると聞く意味の分からないバスチケットをめがけて、朝3時半というえげつない時間帯にバスステーションに行ったのにもかかわらず、

結局売り出されたのは6時。バスに乗れたのは7時半。バスに乗るまで4時間半。そこから身動きすらとれない狭苦しいオンボロバスに耐えること8時間。


つらすぎる。


今回一緒に移動した隊員のひとりはおなかの調子が良くなく、朝8時から、到着の夕方4時までほぼ飲まず食わず。

そこで放った彼の一言が忘れられません。


下痢に耐えるなら、空腹に耐えるほうがマシ


一瞬時が止まったかと思いました。


なんかの漫画で聞いたことありそうな名セリフです。こんなのするくらいなら死んだほうがマシ。下痢の境地を知っているからこそのこの言葉の重み。


おなか丈夫すぎて文句が言いたいくらいの体質の私。こんなかっこいいセリフ、一度でいいから言ってみたい。

ホームステイプログラムは2週間。目的は主に5つ。

【ホームステイの5つの目的】

  1. 任地を知る
  2. 現地民の人たちと関係作り
  3. 現地語(私はダガレ語)を勉強
  4. 配属先や警察署長、チーフ、病院など地域の関係機関に挨拶回り
  5. 自分が2年間住む家の調査
毎日なんだかんだ忙しくしています。

私のホームステイ先は、マダムヘレンのお家。ホームステイ先は、配属先が紹介してくれます。

マダムヘレンは、30年以上の経歴をもつ大ベテランナース。ジラパで一番大きい郡病院で小児科のPMOしてます。何度も病院内見学に連れていってくれました。

いつも丁寧になんでも教えてくれて、とっても優しくてワイルドで面白いマザーです!
(夕食準備中のマダムヘレン)

しかも、ジラパのプリサイディングメンバー&アセンブリーウーマン(市会議員と村会議員)も兼任するやり手っぷり。とにかく顔がものすごく広いです。

一緒に買い物するとそれは顕著です。みんなが挨拶してきます。挨拶を大切にするガーナの文化、素敵だな~と毎回思います。

生活レベルも、ほかの住民とまるで違うマザー。土壁じゃなくてちゃんとコンクリート!家事手伝いの子どもも一緒に住んでます。

夫はすでに去年旅立ってしまったので、未亡人のマザー。5人の子を養うかたわら、行政のこともこなす強き母なのです。

想像以上に素敵な町だった

この町に2年間住むことになるんだなあって思うと、変な感じです。

ものすごく劣悪な環境って事前に聞いてました。ガーナ人でも行きたがらないとか。なんとかなるや精神の私も今回ばかりは少しドキドキしたけれど、もう安心しています。

タウンの中心は、道もしっかり舗装されているし、タウンに行けば欲しいものはある程度揃いそう。水道は通ってないけれど、ボーホール(水汲み場)は沢山ある。停電はときどき。停電しても数分で元通りになることがほとんど。

ユーチューブはさすがに見れないけれど、こうやってブログを更新できるほどネットワーク環境もいい。

日中は子供たちも大人たちもワイワイ賑やかで活気があって、街を歩けばみんなが「ナッサーラ!(現地語で白人の意味)」って声をかけてくれる。想像以上に素敵な町でした。

過酷なのはこれかららしい

ここ北部は、亜熱帯気候の南部と全く違い、乾期がものすごく長い!

「ハマターン」っていうサハラ砂漠の砂嵐が舞う時期は、常に砂埃が立っているそうです。ひどい時は、数メートル先が真っ白で見えなくなるそうな。

そして、何よりも恐れているのが3月~4月。気温45度。溶けちゃいそう。

いまは雨季が終わったところ。いまある緑も、どんどん消えていっちゃうのは寂しいな。

過酷なのはこれから。2年間ここでのんびり、ゆっくり、焦らず、背伸びせず、自然体でいこう!

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