元旦こそカバウォッチングで初運試し!

こんにちは! このカバより可愛いカバを描ける気がしてならないひとみんです。

元旦にアフリカンヘアーをほどきました!11日間にもおよぶ洗髪ストライキ。

途中で痒みを感じなくなったので、正直、まだまだイケる!と思っていたけれど...

気づいた頃には、生え際にポツリポツリと湿疹が!痒みをもってしても洗髪しない主人への最終警告ですね。

先輩隊員から「頭皮第一」というアドバイスをもらっていたので、急遽ほどくことに。

さようなら、人生初のアフリカンヘアー!

カバウォッチングで初運試し

さて、元旦のお話。

同期隊員5人での~んびりまったり過ごした大晦日。「元旦くらい何かしよう」となり...

初運試しをかねて、カバウォッチングに行くことに!

私の任地があるアッパーウエスト州には、観光資源はほぼなく、このカバウォッチングもそこまで有名じゃなくて、日本でいう地元の動物園みたいなところ。

まず、州都からトロトロ(ガーナのバス)で約1時間半のところにある、小さな町・ウェチェウへ。

カバウォッチングは、地元住民の持続的な収入向上のためにNGOの協力のもとすすめられたプロジェクト。

ビジター施設もあって、なかにはカバの生態の説明や、カバの絵、
(カバ狩り?)

カバの頭蓋骨の展示なんかもありました。


(顔と牙の大きさにビックリ!)

カバウォッチング前にはちゃんとした説明があったり、ツアーの価格表もあり、

想像以上にしっかりしてるね!ってみんなで感動。

すぐにカバを見れると思っていた私たちは、昼御飯も食べずにツアー開始。

これが悪夢が始まり。

モトキンで大ダメージ

モトキンは、ガーナの超田舎に住む現地民の移動手段。

バイクに荷台をつけたこの乗り物。後ろの荷台に所狭しと座ります。
(プライベートチャーター)

直射日光を浴び続けることと、未舗装道路に弱すぎるのがモトキン最大の特長。

縦横無尽に果てしなく揺れ続けるモトキン。激しく身体を打ち付け、脳内はシャッフル。もれるうめき声。

地獄絵図!(後日あちこちに内出血)

片道1時間かけ....(アフリカらしい赤土の大地)

やっっっと着きました!岸辺に。
さて、カバはどこかな?

すると、ガイドから恐怖の宣告。
ここからボートで2時間ダヨ

オーマイガー!

ボートで川を探検

救命胴衣をつけ、ボートにいざライドオン!
照りつける日差しのなかボートで川を探検です。
にしても、やたらバランスが悪く時々転覆の恐怖に襲われる。
(必死にバランスをとるガイド)

道中、見た目は小さなハエなのに、実は吸血性のおっかない"何か"の襲撃にあう。(ツェツェバエかブユか)

刺されると数日間は悶絶ものの痒みを引き起こす。(10か所以上刺された)

ついにカバに遭遇

「お腹すいた~」と言わずにはいられないほどの空腹に耐え、辛い思いをしてやっと会えたカバは...(?)

目と耳だけかい!!!笑

アンパンマンのカバオ君を見てると温厚そうなカバだけど、実は獰猛で縄張り意識が強いカバ。

アフリカで最も危険な動物、それはライオンでもヒョウでもゾウでもない。それはカバである。意外に聞こえるかもしれないが、野生動物の絡む事故で最も多くの人を殺しているのがカバなのだ。 カバは気性が非常に荒く、縄張り意識が強い。仲間同士でも頻繁に喧嘩をするし、近くに他の動物たちがいる事を決して好まない(ワニだけは例外)。
近寄ると危ないのはわかるけど....にしても、これまでの代償の方が大きすぎるよ!遠すぎるよ!

こういうのが見たかった!
(世界一周中、ケニアで見たカバたち)

そんなこんなでカバウォッチング終了。見れたんだけど、見れたんだけど.....なんか違うぅぅ!


帰り道も、これまでの試練の総復習。(照りつける日差し・空腹・転覆の危険・ツェツェバエの襲撃・モトキンの揺れ)

これらに加え....
帰り道、モトキンがまさかのガス欠。
草原地帯で立ち往生


・・・。

私たちの心は完全に折れ、果てしない草原地帯を歩きながら

私たちどうしてここにいるんだろうね....?
と、パラレル発言をする同期たち。度重なるストレス負荷でおかしくなってる!笑

このあと、史上最大の危機が降りかかったけれど...ここでは書けない内容なので、また直接話させてください。

まとめ

カバは無事見れた。けど、その喜びをはるかに上回るほど試練があった!

ある意味こんな濃ゆい元旦は初めて。これはもう笑い話にするしかない!

たくさんの危機を一緒に乗り越えてくれた仲間に感謝。2018年の元旦もガーナ。次はもっと楽しみたい!

みなさんは年始から幸せいっぱいの新年になりますように!では~
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