「保健師」を知ってますか?
何の仕事をしてるの?と聞かれたときに、「保健師だよ」と答えると、10人中6人は
「えーと、ホケンシって、どこで何してるどんな人?」と聞いてきます。
さては、全く知らないですね?
10人中3人は
「あ、学校の保健室の先生?」と言います。
違います。
それは養護教諭です。
私の母親世代はみな知っています。実は、みんなと関わりがあるんです。
若い女子高生とかに
「保健師?ナイスな仕事してんじゃん」とか言われてみたい。そんな未来を夢見たい。
保健師は大きく分けて3種類
1、行政保健師2、病院保健師
3、企業保健師
私は行政保健師でした。行政保健師は、県庁や市役所(保健センター)に勤めます。
看護師は「治療」、保健師は「予防」
職業を聞いてくれたみんなに、わかりやすく伝えるために「地域住民の健康を守っていく仕事だよ」と言いますが、アメリカ人ばりに訳わかんなそうな顔をされます。わかりやすく大別すると、
看護師=患者さんの病気を治す(治療)
保健師=住民の健康を支援する(予防)
保健師が対象とする相手は、地域に住む赤ちゃんからお年寄りまでが対象です。もちろんあなたも対象です。
保健師は「ゆりかごから墓場まで」が対象者とよく言われます。つまりは赤ちゃんからお年寄りまでです。
会社の健康診断の結果をもとに、色々なアドバイスをしてくれる人は企業保健師かもしれません。子どもが生まれてから、家庭訪問に来てくれる人や、乳幼児健診でこどもの発達検査や育児相談にのってくれる人は、行政保健師かもしれません。おじいちゃんになったとき、健康体操を開いたり、健康相談に乗ってくれるひとも、行政保健師かもしれません。
こうやって見てみると、保健師って実は意外と私たちと密に関わってるんです。
高血圧気味とか肥満気味とか、身体のことで心配があるけど、運動とか食事とかどうやって改善したらいいんだろう?って悩んだときは、
この情報社会、ネットサーフィンしてもいいけれど、保健センターの健康相談を活用してみるのもひとつです。
もちろん無料です。
地域住民のためのサービスです。
私はガーナで母子保健に関わるお仕事をするので、家庭訪問・乳幼児健診・母親学級、予防接種勧奨、家族計画指導などを通して、お母さんが安全で安心な妊娠・出産・育児をができるようお手伝いします。
少しでも保健師が身近に感じてもらえたら、嬉しいです( ^ω^ )
では!
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