カルチャーショックに思わず眩暈したガーナの独立記念日

こんにちは!ひとみんです。

6年前の今日は東日本大震災でした。未曾有の自然災害。明日が来ることって当たり前じゃないんだって痛感した日。

今日こそ、大切な人を想う日に。

ということで、今日家族や大切な友人に手紙を書いてみました。この想いが届きますように。

ガーナの独立記念日

3/6は、ガーナがイギリスから独立した記念日。今年は60周年。

ガーナは、アフリカ諸国の中で一番早く独立した国。そんな独立記念日には、毎年ガーナ全土で行進が行われます!

行進をするのは各団体ごと。小学校や中学校、専門学校、警察、消防などの団体がこの日のために練習してきた行進を披露します。

行進の出来によって表彰もされちゃいます。なので、みんな真剣そのもの。気合入ってるー!

いつもなら朝6時開始って言えば、アフリカンタイムで実際に始まるのは9時過ぎなのに。なんと今日という日は…!

朝7時半に開始!!!気合が違いますね。

まず警察官や消防士がかっこいいパフォーマンスを披露。日本だったら許されないほどの練習の甘さが如実に出ていたけれど、真剣な面持ちは120点。

マーチに合わせて行進!
まずは幼稚園児から。可愛い~!

 中学生ともなるとバシッと決まってくる♪

 ジラパには3つの看護学校があるので、その生徒たちも。日本の看護学校と同様に3年制。
日本では廃止されてしまったナースキャップ。不衛生とか、危険とか(どこかに引っかかる可能性ある)、ずっとピンでとめていないといけないからハゲやすいとか…色々な理由があるらしい。

でも、ガーナではまだまだ被られています。ザ・看護師って感じがして好きだなぁ♪

 軍隊養成学校の人たち。強靭な肉体で銃に見立てた木製の銃をぶんぶん振り回します。

地元の子供たち。ん???
最前列に大きいお兄ちゃんお姉ちゃんがいるからよく見えないんだよね!

わかるよ。私は身長152cm。人だかりが出来てても何が起こってるかさっぱりわかんないよ。ライブ会場で人一倍損してるよ。

でも、そんなに高く登ったら…。
行進より気になっちゃうじゃないか!

ノンプライバシーなHIV検査

私の配属先はこのフェスティバルに合わせて、無料のHIV検査を実施。無料とだけあって、ガーナ人がこぞって検査しに来ます。

ガーナは、アフリカの他諸国よりエイズ患者が少ないけれど、でもたいていの病院にはエイズ専門の診療科がある。

やっぱりエイズってデリケートな話題だし、まだまだエイズ患者への差別や偏見も多い。一緒にいたらうつるとか、キスしたらうつるとかそんな誤解があるのも現状。

エイズ検査の様子。
検査待ちの行列。
やたらオープンな感じで検査してますね!笑

パーテンションはどこかな??

日本では、保健所でエイズの無料検査が受けられるけど、ほとんどはラ〇ホテルみたいな受付。相手の顔が見えないように小窓しかなくて、ちゃんとプライバシーが守られます。

(サングラスのイカツイお方が私の配属先のトップ。見た目通りキレッキレ。)

検査キットがおもむろに置かれている。。。ポジティブでもバレバレな気がします。

そのあとは無料のカウンセリング

感染のことや治療方法のことを情報提供したり、エイズについての知識を啓発をします。

これは、さすがにちゃんとパーテーションに囲われて、ゆっくりした空間でカウンセリングしますよね。

話す内容はエイズですしね!?





……。




…………。





えーーー!!!

なんちゅう場所!!!

荒れてますけど巨大ハリケーン直撃のあとか何かですか?!

あ、なるほど。そういうことか。

木はここが唯一開けた場所じゃなくて、ひっそりとした木陰で、ゆっくり話せるって訳ですよね?

そうですよね。人気がないから掃除が行き届いてないって訳ですよね。





……。



…………。





OH MY GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOD!!!

開けすぎ!!!

他にいいところ絶対あった!!!

カウンセリングをする側もされる側も、やたら大きな声で話すもんだから声が響きわたる。ガーナ人のオープンな性格でしょうか。カルチャーショックで思わず眩暈。笑

それから

この独立記念日には同じ州に派遣されている先輩隊員が遊びにきてくれました。ジラパにある唯一の見どころ。巨石群へ。
マッシュルームロック。
登ってみたり。
一緒にオシャレなランチを作って食べたり。

楽しくで、刺激的で、充実した週末になりました。

では~!
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